ー衣ー
選べるオムツ
勢門幼児園では、様々なご家庭の状況や考え方に沿えるように、オムツの選択制を取り入れています。
布オムツ、紙オムツどちらにもメリットがあります。
それぞれのメリットを生かしながら、子ども達はもちろん保護者の方も心にゆとりを持ち、安心して子育てに向かえるサポートを行なっていきたいと思っています。
布オムツと紙オムツの比較
- 布オムツ
-
- (1) 快・不快を感じやすい。
- (2) つけ心地は肌に優しいが、排尿後は短時間ではあるが湿った状態になるため、稀にかぶれることがある。
- (3) 経済的である。
- (4) 洗濯が面倒である。
- (5) 環境に優しい。
- 紙オムツ
-
- (1) 不快を感じにくい。
- (2) つけ心地はゴワゴワ感があるが、排尿後もサラッとしている。
- (3) コストが高い。
- (4) 手間が少ない。
- (5) 環境に優しくない。
赤ちゃんは、排泄によって快、不快を感じ、泣くことによって周りにいる大人に「気持ちが悪いよ」と訴えます。
その泣き声に「気持ちが悪かったね。もう大丈夫、今からきれいにしてあげるからね。」と大人が優しく繰り返し応えることで、世話をしてくれる大人への信頼感を持ちます。
どちらのオムツを選択された場合も、オムツを替えることによって生まれる子ども達とのコミュニケーションを大切にすることで、これからの人間関係を作っていく基礎になればと考えています。
ー食ー
食育について
『食べる』ことは『生きる』こと。
だからこそ、まず食べることを楽しむ心を育てたい。
子どもたちが豊かな人間性を育み、生きる力を身につけていくために、心のこもった食の提供と環境づくりを目指します。
みんなでテーブルを囲み、会話を楽しみながら、わきあいあいと食事する中で、「おいしいね」と微笑みあう…。
自分が嫌いな物でもお友だちがおいしそうに食べているのを見て、「おいしいのかな?食べてみようかな」と思えるようになる…。そんな、毎日の何気ない体験の中でこそ、食を大切にする気持ちや豊かな人間関係が育めるのでしょう。
そして、野菜の栽培や収穫した物を使ってのクッキングなどを通して、また、食と命との関係や栄養バランスについても日々の保育の中で伝えていきながら、自然の恵みや作ってくれている人に対する感謝の気持ちを育てていきたいと思っています。
衛生管理の方針
子どもたちが集団で生活する中で、衛生的な保育環境を保つことはとても重要です。
子どもたちが体を丈夫にし、病気にかからないようにするために、日頃から『子どもたちにとっても安全であるか』を意識し、保育室・調理室などの環境を見直し、清掃しています。
衛生面については、各部屋の温度・湿度・換気・採光など、保育環境に十分配慮しながら、特に赤ちゃんベッドや寝具類は、いつも清潔に保つように心がけています。
私たちは、衛生管理を通して、保育室で過ごす人の健康を守り、病気や食中毒を予防します。
食中毒予防の三大原則
以下のことを、給食の提供の際に気をつけています。
-
(1) 細菌をつけない
- ・食器、調理器具は洗浄後、90℃で30分以上消毒(まな板・包丁は使うたびに消毒)。
- ・ふきんは毎日漂白、殺菌。
-
(2) 細菌を増やさない
- ・できてから2時間以上経ったものは食べさせない。
- ・食べる前から逆算して調理。
-
(3) 加熱する
- ・生で食べられる野菜も、全部熱湯に通して殺菌。
- ・揚げ物、焼き物、蒸し物は75℃以上で1 分間加熱。
ー運動ー
体力づくりや園庭のご紹介
-
(1) 体力づくり
勢門幼児園では日頃の子どもたちの遊び場(環境)や子ども達が選択できる活動に力を入れています。
その他、毎週金曜日に行っている「体育教室」では、幼児期に必要とされる多種多様な動きや運動を経験させ、楽しく遊びながら自分の心と体をコントロールする力(調整力)を培っています。 -
(2) 園庭
太陽の日差し、木々の緑、そよぐ風、土…自然豊かな園庭は、広くて遊びがたくさん詰まっています。 異年齢の子どもたちが自由に触れ合える場所です。 小学校の校庭ともつながっていて、卒園した園児が覗きに来てくれる魅力的な園庭です。
ー体験ー
様々な活動
月に一回、外部講師の先生をお迎えして『絵画造形教室』や『英語教室』を行っています。 絵画造形教室では「絵」や「造形物」を通して、子どもたちの中に眠っている感性を引き出します。 できた喜びを味わうことができ、「やってみたい!」「みてみて!」と子どもたちも楽しく活動しています。 英語教室では、外国人講師の先生が本場の英語とジェスチャーで子どもたちと触れ合います。 楽しみながら、自然と英語に触れることが出来る時間になっています。
ー防災ー
安全管理
安全管理の方針
保育園の集団生活の中では、小さな擦り傷や切り傷がつきものです。
子ども達はたくさんの擦り傷、切り傷を重ね経験する中で、どうしたら怪我を回避できるのかを考えながら身のこなしや判断力を養っていきます。
小さな怪我は、子どもの心身の発達にとって、将来自分で考え、判断し、大きな怪我をしないために必要な体験です。
私達保育士は、そんな子ども達の体験をしっかりと見守り、遊びの環境を整え、集団生活の中で必要なルールを一緒に考えていくことで、大きな怪我につながらないようにしています。
また、保育士間で様々な情報を共有し、子ども達が安全で楽しく園生活が送れるよう努めていきます。
日々の安全管理について
-
(1) 各保育室、園庭、遊具の点検
危険なものが落ちていたり、手の届く場所にないか、カギや遊具の故障・破損はないかなど、子どもたちが一日を安全に過ごせるようにチェックしています。 -
(2) 迅速で的確な応急処置
保育中に起こった事故やケガについては、保育者が早急に適切な処置を行い、保護者の方にできる限り詳しい状況をご連絡しています。
また、病院へ行った方が良いと判断した場合は保護者の方にご連絡して、病院に連れて行き、迅速で的確な行動を心がけます。 -
(3) ヒヤリハット記録
園での活動中のケガや事故など、ヒヤッとしたことやハッとしたことを記録し、職員同士で連絡し合って、事故やケガを事前に防げるようにしています。 -
(4) 避難訓練
月に一度行っています。火災・震災・不審者侵入などを想定し、避難の仕方・場所を伝えています。 -
(5) 加熱する
- ・生で食べられる野菜も、全部熱湯に通して殺菌。
- ・揚げ物、焼き物、蒸し物は75℃以上で1分間加熱。